2018.8.22 wed沖縄エリアスタッフBLOG
謎だらけの世界
おまっとさんです!
島んちゅの帽子屋平和通り店の又吉です。
夏も折り返しに入りましたね~。
今年は台風がやたら多いような印象を受けますが、
急な天候には気を付けて、しっかり身を守りましょう。
安全策を張ることに越したことはないので(苦笑)
それでは、早速本題に入りましょう。
皆さんお待ちかねの、オリジナル小説・第2話の始まりです。どうぞ!
『ハンバーガーJr.の解明』
》前回までのあらすじ
ある日。
目が覚めたら、ボクは変なカプセルの中にいました。
近くにあった鏡に自分を写してみたら、ハンバーガーのような身体をしていました。
しばらくすると、ナゲットのような身体の男の子と、
チーズバーガーのような身体をした女の子が近付いてきました。
ボクは思わず、目が点になりました。
[終わり]
(・・・えっ、何?この【作文】みたいな文章は)
ナゲット:「詳しくは本作品の【第1話】をご参照下さい」
(何しれっと宣伝してるの!)
チーズバーガーちゃん:
「ではいよいよ、ここからが【第2話】の本編です。お楽しみ下さい♪」
(ちょ、待っ・・・勝手に始めないで!)
ナゲット&チーズ:「どうぞっ!!」
(ちょっとーー!?)
…………………………
第2話/名無しの島
チーズバーガーちゃん(以下:チーズ):
「この島に住む住民達は皆、今のあなたのように記憶を無くして、道なき道をさまよい続けて、最終的にココに辿り着いたの」
ナゲットくん(以下:ナゲット):
「この島は、そんな迷える者達を迎え入れてくれる唯一の場所なんだ。その名も・・・」
ハンバーガーくん(以下:ハン)
「・・・《名無しの島》。」
ナゲット:「えっ?」
チーズ:「知ってるの?この島のこと」
ハン:「ううん。そんな名前な気がしたから、言ってみただけ。それより・・・」
チーズ:「何?」
ハン:「ボクの名前だけ省略し過ぎてない?今すぐ直して!」
ナゲット:「誰に言ってるの?」
失礼しました!訂正します。
ハンバーガー:「・・・これでよし!」
ナゲット:「いや、だから誰に何を言ったの?」
ハンバーガー:「気にしないで。・・・で、何だっけ?」
ナゲット&チーズ:「・・・・・・」
チーズ:
「とにかく、私達はこの島で記憶を取り戻す為の方法を探しながら、ひっそりと暮らしてるって訳なの」
ハンバーガー:「・・・なるほど」
ナゲット:「ただ、今回はいつもと違うんだ」
ナゲットくんはそう言って、ピタッと足を止める。
ハンバーガー:「どういうこと?」
すると直ぐ様、チーズバーガーちゃんが食いぎみに割って入ってきた。
チーズ:「あなたが目覚めてからの意識の回復が、明らかに私達よりも早くて“ハッキリ”してるの」
ハンバーガー:「・・・?」
ナゲット:「君は僕達と何かが違う。もしかしたら、これはチャンスかも」
ハンバーガー:「チャンス?」
チーズ:「お願い。私達に力を貸して。この島の“秘密”を解き明かせるのは、あなたしかいないわ」
ハンバーガーくんはまたしても、目が点になりました。
つづく.