2024.2.27 tues九州エリアスタッフBLOG
「ガブリエル・シャネル」
皆様、はじめまして、
FLAVA HAT パークプレイス大分店 中野でございます(*^^*)
ガブリエルシャネルとはCHANELの創立者、ココシャネルの本名です。
ブランド商品も魅力的ですが、私は彼女自身が大大大好きです。
初めて彼女についての本を読んだ時から十年くらいもうずっと大ファンです。
シャネルというと、バッグのイメージが強いですが、
彼女のファッションの始まりは帽子屋さんいうことを知るひとは少ないかもしれません。
彼女が若きあの時代、女性はどれだけ裕福な男性のもとへお嫁さんへ行けるかがステイタスでした。
そしてのんびり働かずに暮らしたいと。
それに疑問をもち自立心をメラメラ燃やし、当時の女性としてはめずらしくお店をオープンさせます。
それが帽子屋さんです。
それまでの帽子は装飾品をゴテゴテつけていたので頭に負担がかかる物が多かったのですが、
「シンプルこそ美しい」
と飾りを取ってしまいました。
他にも、
当時の定番服、ドレスにギチギチのコルセットを付けていて苦しい→コルセットなど外してしまえ
→レディーススーツの完成☆
当時の定番鞄、クラッチバッグは身動きが取りづらい→紐をつけてしまえ→
ショルダーバッグの完成☆
当時の香水への認識、富裕層か水商売が付けるもの→みんなが楽しむものだ→
シャネル5番の完成☆
など女性のファッションの常識や視点を変えた人物であります。
恋人のズボンを履いてみて、男の服はなんて着心地がいいんだと女性向けに作り履き歩いたところ、
『なにあれ。なんで女がズボンなんか履いてんの。男みたい(笑)』
と男女共にバカにされることもあったようです。
しかし今は定番ですよね。
最初はほとんどがあまり受け入れてもらえない事が多かったようです。
帽子にしても、付けている飾りで自分はこれだけスゴイのよとアピールするものだったので。
『女の肉体へ魂を取り戻したのは私』
と彼女が言ったように、その後は理解を得て成功させます。
彼女はファッションの発明家だと私は思います。
故郷フランスを飛び越えアメリカで
マリリン・モンローが記者から『あなたは何をつけて寝るの?』と聞かれ
『シャネルの5番』
と答えたというのは有名です。
世界中で大成功させました。
ファッションの始まり、帽子屋さんは当時の恋人が出資してくれました。
恋人から『僕を愛しているか』と聞かれる彼女は出資してもらっている負い目があるからその情があるのではないか、それが無くなった時に本当の気持ちがわかるのではないかと考え愛してるとは答えなかったそうですが、ブランドが成功したあとに全額返済でき、女性が男性からの援助資金を返せれることは当時としては異例中の異例で、負い目が無くなった時、
『私はあなたを愛しています。』
とハッキリわかった、応えられたという話も私が好きなエピソードのひとつです。
今、FLAVA HATで働くことが出来て、それぞれの帽子や携わる人間にヒストリーがあること、
そしてシャネルを想い出さずにいられないのです。
お店に有る帽子がすべてキラキラして目にうつります。
私も帽子の魅力を出来るだけたくさんのお客様へ伝えていきたいなぁと感じている今日この頃であります。